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で、再び他の会場の結果を振り返り、さらに2011年の日本代表のスケジュールの話に。7月のコパアメリカ(当初の予定)について。
松野 「今リハビリをして、まぁ香川さんもまずはここを目指していくことになると思うんですが」
香川 「そうですね。でもできればシーズン中にドルトムントで復帰することを、一番に考えているので。まずはそこで復帰して、コパアメリカ行けるように調整したいと思います」
松野 「たとえば今日のグランパスの永井選手のように新しい選手も出てきて、ザッケローニ監督はまたJリーグの中から新しい代表も発掘していきたいんだと言っていますよね」
香川 「ほんとうにJリーグからやっぱり代表が出ていくことは、素晴らしいことだと思うんで。そういう意味では楽しみだと思います」

伊藤 「えーでは、香川選手最後に今後の意気込みをお願いします」
香川 「本当に今は怪我をしている状態なので、1日でも早く怪我をなおして。まずはドルトムントでのシーズン、しっかり試合に出て終えるように、頑張っていきたいなと思います」
伊藤 「私たちも待っています」
松野 「そうですね。今日はほんとうにありがとうございました、長い時間」
香川 「はい。ありがとうございました」

(終わり)


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なんか分け方が中途半端になってしまった。苦笑
個人的には、セレッソの解説をする香川さんがなかなか新鮮でした。
関西では11年に香川さんがFM長居に出たのが副音声で流れていたらしいのですがー…。

というわけで文字起こしでした。今更感なのと需要はわからないですが一応あげときまーす。
ではおやすみなさい。
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他会場を確認し終え、広島VS仙台戦について。(あ、まだ開幕戦キックオフ前です)
松野 「アジアカップでもチームメートだった李選手ですが、香川選手どのような印象を受けますか?」
香川 「やっぱゴール前での得点感覚というのは、まぁ決勝でも証明されましたけど、すごいものがあるのかなと思います」
松野 「各会場選手の入場が近づいていますが、香川選手は今Jリーグを離れ、ドイツでプレーされていますが、改めて今離れたからこそ感じるその、Jリーグの良さとかレベルの高さとかはどのあたりに感じてらっしゃいますか?」
香川 「やっぱり技術的なものは、日本人は高いなという風にブンデスに行って感じますし。そういうところが魅力なのかなと思います」
伊藤 「Jリーグの面白さはどのようなところに感じますか?」
香川 「んーそうですね…。リーグも拮抗してますし、また若い選手もたくさん出てきているので、そういうところが今年のJリーグ魅力があるかなと思います」


そして開幕戦のキックオフ。前半を終え、各会場のハイライトを振り返る。ジンヒョンのPKセーブ懐かしい。香川さんもよく止めましたね。と。
香川's Choiceということで、ガンバがパスをつないで崩すシーンを香川さんが解説する場面がありました。細かいところのパスの精度がガンバらしいと。さらに狭いところでボールを受ける宇佐美選手の動きから、アジアカップでの香川さんのプレーの話におよびました。
(ここは映像ないとわかりにくいので文字おこしはやめました。)


飛んで試合後。
松野 「各地の開幕戦の模様をご覧いただきました。2011年Jリーグ開幕スペシャル。東京のスタジオのスペシャルゲスト香川真司さんとともにお伝えしています。香川さん、まぁ各地の開幕戦の様子をこのスタジオで見て行きましたけれども、改めてこう開幕戦の印象というのは、どんな印象を感じられました?」
香川 「やっぱりまだ開幕して1試合目ということで、まぁどのチームも仕上がりはまだまだだなというのが、率直な感想です」
松野 「なにかこう探りながらというか、堅さも感じるようなそんな開幕戦でしたよね」
香川 「そうですね。新加入選手があったりで、まだまだチームとしてはこれからなのかなという感じです」


各会場の試合を振り返る。ゴールシーンでは一部香川さんの解説も。
まずは名古屋vsマリノスと大阪ダービー。
松野 「まずは古巣のセレッソ大阪について。大阪ダービーから伺っていきたいんですが。まずはさっきおっしゃっていた新加入という話もありましたけど。まぁ倉田は結果を出しましたが、改めて全体的な攻撃の印象というのはセレッソどういう印象だったでしょうか?」
香川 「やっぱりまだまだチームとしての連携という意味では、攻撃陣がかなり代わっているのでちょっと時間がかかるのかなという印象を受けました」
松野 「ガンバの宇佐美をはじめ、レベルの高いプレーが見えて、なんというかJリーグの底上げというのを感じるようなゲームにも感じたのですが」
香川 「そうですね。本当に素晴らしいゴール前でのシーンというのもたくさん見られたので、レベルは高いという風に感じました」
松野 「どうでしょう。またこれ見て、またプレーしたいなという思いが強くなったのではないでしょうか?」
香川 「これから毎週Jリーグがあるたびに、色んな刺激を受けて。早く自分もピッチに戻りたいなというのは凄く湧きます」
久々文字おこしです。
2011年3月5日 NHKJリーグスペシャル(Jリーグタイムの開幕拡大版)です。
これはやるかどうしようか迷ったんだけども、自分が香川さん不足なのでやる!
当日スタジオゲストで来ていた香川さんの話していたシーンだけをまとめます。


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OP
伊藤さん 「今日は開幕にふさわしいゲストに来ていただきました」
松野アナ 「ドイツ・ブンデスリーガ、ドルトムント所属の香川真司選手です。どうぞこちらへ」
(以下敬称略)
(グレーのスーツに身を固めた香川さん登場。ネクタイは黒地に白のチェック。後ろの大画面もドルトムント&代表の香川さんの画像になっております。)
松野 「よろしくおねがいします」
香川 「よろしくおねがいします」
伊藤 「よろしくおねがいいたします」

(後ろの画面ではドルトムントの香川さんのゴールシーンが流れる)
松野 「まぁ今日はアジアカップの時のチームメイト、去年までのチームメイトそれぞれ開幕戦を迎えたわけですが、香川さんにとっても開幕戦というのは特別なものですか?」
香川 「そうですね。本当に楽しみな開幕が今日なので。すごい僕も楽しみです」
(さらに、後ろに飾ってあるのが、ドルトムントのユニとグッズに!いつもはJ仕様なのに。これ今更になって気付いた。)
松野 「あのアジアカップの時の怪我の現在リハビリ中ですけども、どうでしょう、リハビリのほうは順調でしょうか?」
(後ろの画面もアジアカップの映像に切り替わる)
香川 「そうですね。順調に来ているので、一日でも早く復帰できればいいと思います」
伊藤 「具体的にはいつごろまた香川選手のプレーが見られそうでしょうか?」
香川 「まぁ自分の目標としては4月の中旬に復帰できるように、したいと思います」
伊藤 「本当に早くプレーが見たいですよね」
松野 「是非選手たちのプレーを見て、その思いを高めてほしいと思います」


開幕戦各地の試合会場を中継するNHK。まずは大阪ダービー。
松野 「ザッケローニ監督も視察に来ていた万博。まぁいきなり大阪ダービーで開幕ということになりましたが、やはり香川さんは去年までのチームメート・セレッソの選手たちのやはり開幕のプレーというのは、気になるんじゃないですか?」
香川 「そうですね。メンバーも多少変わったので。凄い楽しみです」
松野 「その中でこの乾選手。去年はやはりセレッソの攻撃的サッカーを香川選手と一緒に作ってきたチームメートだったわけですが。乾選手のすごさというのはどのへんに感じていました?」
香川 「やっぱりテクニックはあの…すごい持っているので、それを試合の中で発揮すれば、ガンバのDFはいやなんじゃないかなと思います」
伊藤 「開幕戦からダービーということで、サポーターの方々も熱いとは思うんですが。この大阪のサッカー熱、どういう風に感じていらっしゃいますか?」
香川 「そうですね、去年僕もダービーを経験したんですけど、本当に素晴らしい雰囲気の中でできるので羨ましいですね」
松野 「チケットも完売ということで、今日は素晴らしい雰囲気の中で試合が行われそうです」
(先ほどのインタビューに戻る。スタッフからビデオレターを渡される)
戦いの舞台では、復活を待つ者たちがいる。
ボルシア・ドルトムント ヌリ・サヒン選手
「こんにちは。さようなら。シンジ(ここまで日本語)。我々は君を愛している。出来るだけ早く戻ってこいよ」
ボルシア・ドルトムント マリオ・ゲッツェ選手
「シンジ、調子はどう?僕らは君が早く良くなることを願っている」

VfLボーフム1848 チョン・テセ選手
「まだ21歳なのにドイツブンデスリーガで過去に前例がないくらい活躍した香川は本当に、同じ日本代表じゃないけど、友達として誇りに思うし。まぁ今までもすごいペースで走ってきたんだから、今はゆっくり休んで、また次の大爆発のために今はゆっくり療養して充電してください。ドイツでも僕は早く回復することを願っています」

1.FCケルン 槙野智章選手
「前半戦MVPの香川さん、お元気してますか?どうやら足を怪我して長期離脱を余儀なくされたみたいで、僕は素直にその怪我を喜んでおります(笑)。俺はお前だったらドイツでしっかりリハビリすると思ったんですが、なぜか日本に帰ってリハビリするということで、まだ気持ちに甘えがあるんじゃないかなと思います。しっかりリハビリして、遊ばず、酒飲まず、やってほしいと思います」
香川 「余計なこと言ってるわ(笑)」
槙野 「リハビリしている間に大活躍いたしますので、その辺どうかよろしくお願いします(笑)。それでは」

香川 「いや、すごい嬉しいですねこれは。あのー本当に。一番うれしいですねこれは」
スタッフ 「ありがとうございます」

(アジア杯からの帰国→夏ごろドルトムントの練習場にてファンサービスをする香川さん)
香川 「今回怪我をしたことで、たくさんの人に支えられているんだなというのを改めて感じましたし。たくさんのファンの方々から応援メッセージなりを頂いて。そういうのを見ると本当に保てれたんで、本当にそこは感謝しています」
香川 「怪我を治して復帰戦でいきなり活躍して、ていうくらいの準備をしないと。もう今からそれくらいの気持ちで準備をしないといけないと思ってるんで。復帰した時に何試合出れるかわからないですけど、全ての試合でチームに貢献できる何かを残せるように今から準備したいと思います」
スタッフ 「ありがとうございます」
香川 「ありがとうございます」
2011年2月5日
手術から5日後。
(すぽると等と同じ日の取材。上下黒地に金のadidasジャージの香川さん)
Q.もう松葉づえなしで歩けるんですか?
香川 「まぁ歩くことは。あんまり負担かけたら駄目なんですけど」
Q.手術を終えて今の気持ちは?
香川 「そうですね。1週間くらい入院してたので、気持ちは落ち着きました」
Q.入院中の生活は?
香川 「昨日ですか?基本朝の7時か8時には眼覚めて、朝飯を食べて。そうですね、テレビをつけると佑ちゃんがやってて(笑)。そういうのを繰り返して、あとは本を読んだりして。で、昼んなって昼ご飯食べて、ちょっと休んだらリハビリをちょっとして。で、知り合いの方がお見舞いに来てくれたり、話してたらもう夜になって。本当にもうその部屋に一日いましたね。」
香川 「でも病室でボーっとしているとなんか、あれですね。サッカーのことは考えちゃいますね。やっぱりサッカー……やってないと本当にストレスが溜まるというか。なんでできないんだっていう自分へのいら立ちもありましたし。チームメイトが試合をしているのを見ると、すごい早くピッチに戻りたいなという気持ちが強くなったりしてたので。そういう意味ではリハビリを来週から(本格的に)するにあたって、意欲的に取り組めそうですし、早く一日でも怪我をなおせるように今は凄い頑張ろうという気持ちが強いです」


この2日後 リハビリという新たな挑戦が始まった


(10年神戸戦 香川真司セレッソ大阪ラストマッチ。アップ中→直接FKでのゴール)
香川真司を支えるもの。
(試合後壮行セレモニー)
香川 「しっかりドイツで結果を残して、もっともっと上の舞台でサッカーをして、セレッソのサポーターに恩返しができるようにヨーロッパで頑張りたいと思います」
(シンジコールのスタンドに手を振る香川さん)

(10年夏渡独。ドイツの空港にて。adidasのドイツTシャツ姿)
香川 「見てください。これ(ドイツのTシャツ)で来ましたよ。これとブラジル(のジャージ)で来ました(笑)。2014年の決意です」

(ドルトムント入団会見→PSMロッテ戦→ドルトムントでの練習風景→10年シャルケ戦→10年ハノーファー戦)

(アジアカップからの帰国)
香川 「一番最悪なケースだと思うんで、まぁすごい悔しいですけど…」
シャルケ04 FC Schalke 04
今シーズン初め、香川と同じ時期にここドイツに渡った日本人選手がいる。
ドルトムント最大のライバル、強豪シャルケに移籍したのは日本代表内田篤人。
シャルケ04 DF 内田篤人(22歳(当時))
日本人3人目のCL決勝トーナメント出場
先日のチャンピオンズリーグでは日本人で3人目の決勝トーナメント進出を果たし、今や不動のレギュラーとして活躍している。
強豪チームとの対戦でもまれ、ブンデスリーガ―のレベルを肌で体感する内田は、同世代で活躍する香川をどう見ているのか。

内田 「ドイツ人は大きいですけど、技術があってああいう細かいスピードのある選手は本当に苦手で。ドイツが認めているプレーヤーじゃないかなと思います」
内田 「まぁ、本人が一番ねショックだと思うんで。(代表を離れる前の)夕飯の時もへこんであんまりしゃべっていなかったんで彼は。実力のある選手なんで、心配はしてないですけど。また怪我をしっかり治して帰ってきてほしいと思います」


VfLボーフム1848 VfL Bochum 1848
炭鉱の街ボーフム。
かつては小野伸二も所属したボーフムだが、今は2部に甘んじている。(当時)
一部昇格をめざし、現在は3位と昇格圏内にいるチームに所属しているのが、Jリーグでしのぎを削ったチョン・テセである。
VfLボーフム1848 FW チョン・テセ(26歳)
ブンデスリーガ2部で現在9得点(ランキング6位)
現在9得点で得点ランキングも6位と、ドイツの地でも通用することを示した。
香川と同じ舞台で戦いたいと願い、ゴールを積み重ねる。

テセ 「2部で僕も前期8点取ったんですけど、そんな悪くない結果だと思うんですけど。やっぱ1部で、1部と2部のレベルの差っていうのは見ていても相当感じるし、やっててもそれを感じるので。だからそういう中で、しかもチャンピオンズチームで、レギュラーになることさえも難しいチームでなおさら8点も決めてることなんて信じられないですね」
テセ 「(香川選手は)もちろん僕にとって相当刺激になる人物だし。何よりも僕がどうこう言うよりも、ブンデスリーガの前期MVPに選ばれてるんで。一個人でなくてもうすべての人が認める結果を出したんで。本当に今回の怪我は残念で仕方がないです」


1.FCケルン 1.FC Koln
香川の活躍はこの冬、3人の日本人選手をドイツの地に送り込んだ。
そのうちの1人がドイツ第3の都市ケルンにいる。
日本人初のセンターバックとして、ブンデスリーガに挑戦する槙野智章。
1.FCケルン DF 槙野智章(23歳(当時))
1月29日:ザンクトパウリ戦でデビューを飾る
1月29日にはスタメン出場。さらなる出場機会を狙う。
練習では常に大型のフォワードと対峙。
この厳しい戦いこそ槙野がドイツ後に求めた戦いである。
先にドイツで活躍する香川を槙野は常に意識する。

槙野 「実際彼のプレーはこっちに来て見てましたし、実際こっちの攻撃の選手のプレーを見ていてもあいつの良さっていうのは凄く感じられるんで。同じ日本人としてポジションは違いますけど、負けられない気持ちはありますし、僕も日本人としてディフェンスとして成功したいので」
スタッフ 「先に活躍される香川選手がいるっていうのはやりやすいんですか?やりにくいんですか?」
槙野 「そうやって前半戦MVP取ってますし、同じ日本人としてそういう選手抑えることによって自分の名前の価値も上がりますし。そうやってビッグネームがついている選手は僕大好きなので。しっかりつぶして自分が這い上がっていければいいなと思います」
アジアカップの激闘
激闘を終えて、見えた光がある。
香川 「自分自身も初めて代表の主力として参加した中で、色んな重圧だったりプレッシャーだったり課題だったり、アジアで戦う難しさっていうのを感じたので。そういう難しさを感じた中で成長出来ることもたくさんありましたし、色んな劇的な試合をものにして、決勝まで行くチームに帯同できたことは凄い自分にとっていい経験になりましたし。ただ怪我をしたことはものすごく残念で、ドルトムントでの後の半年間を凄い有意義に過ごす予定が、リハビリに費やす時間が長くなると思うとすごい悲しいですけど。でもこういう経験ができたことをプラスに考えるしかないですし、考えていきたいなと思います」

香川 「まぁ俺にとっては落ち目なんで、ある意味(笑)。2,3ヶ月も落ち目の人間になっちゃうんで」
スタッフ 「そこを逆にとらえなきゃ」
その夜、日本代表はアジアカップを制した。
だが香川が歩んできた道は間違いではなかった。


ドイツ・ドルトムント。
本来香川がいるはずだった練習場。
骨折のニュースに監督やチームメイトもショックを隠し切れない。

ボルシア・ドルトムント ユルゲン・クロップ監督
クロップ 「最初に聞いたときはとてもショックを受けた。シンジの怪我は最悪のニュースだ」
Q.香川選手は5月にチームに戻りたいと言っていますが?
クロップ 「我々は急がすつもりもないし、回復して戻ってくれればとてもうれしいね。我々は彼にすべてを任せている」

ヴァイデンフェラー選手
「シンジは誰が見ても上手くて、とても重要な選手だ。だから怪我と聞いて悲しいね。出来るだけ早くドイツに戻ってきてほしい」
ヌリ・サヒン選手
「シンジが日本に帰国する前に来たときには、みんなでエールを送ったんだ。出来るだけ早く帰ってくれればうれしいよ」


香川はチームのメディカルチェックを受けるため、カタールからドイツに戻った。
日本に帰国した時に香川を取材した新聞記者を訪ねた。

ルール地方新聞記者(Ruhr Nachrichtenの方)
記者 「これが骨折した時に書いた記事です。」
(Der Kagawa-Schockとの見出し)
香川ショック。空港で取材に応じる姿を記者はこう思い出す。
記者 「日本へ帰国する取材をしたときは、彼がよく謝っていたのが印象的だった。海外の選手は怪我をしたからと言って、なかなか謝罪の言葉を口にしないから。彼のチームに迷惑がかかるからという気持ちは、日本人らしいと思ったし、彼の人柄をすごくあらわしたね」
2011年1月29日 成田国際空港
(松葉づえを手に車いすで現れた香川真司。オレンジのパーカー・キャメル色のダウン・黒地に金のadidasジャージ・黄黒のキャップ)
アジアカップ決勝を前にして帰国。
右足の小指に当たる、右第5中足骨を骨折。
診断結果は全治3ヶ月の重傷だった。
香川 「いや、前言ったような感じで、残念だと思いました」

(成田空港内で松葉づえをつきつつ取材に応じる)
取材陣 「今季ドルトムントで、これから離脱ということについてどう思いますか」
香川 「これから半年間で、自分の人生変わるくらいの楽しさが待っていたと思うんですけど。それを経験できないのはちょっとさみしいですけど。まぁこれも自分の試練だと思って、前向きにやるしかないので。そういう意味ではラスト1カ月、シーズン1カ月合流できるように。その中でチームに貢献できるように。本当全力で治療するしかないんで。そういう意味でも日本で、精神的にも肉体的にも安心して療養できるように頑張りたいと思います」


(ホテルに到着。エレベーターから部屋へと向かう)
その夜。
辛い現実を残してカタールを去った香川。
こちらの無理なお願いとはいえ取材に答えてくれた。
どうしても、この現実をどう受け止めているのか、今の本音を聞きたかった。
韓国戦の後半、踏ん張った時に激痛が走った。
この半年で30試合以上に出続けた香川の足は限界だった。
優勝目前の怪我。日本代表の中心選手にまで成長を遂げた香川にとって、夢にあと一歩届かなかった。

スタッフ 「自分自身スポーツやっていた時に大きい怪我ってしたことがなくて。その間の気分とか気持ちってどういうものなんだろうなって」
香川 「まぁ僕も今回が2ヶ月3ヶ月かかる怪我っていうのは初めてなんで。想像がつかないんで。ただ気持ち的に落ち着かせて、前向きにやらない限り楽しくないですし、復帰もできないと思うんで。そういう意味で早くこの現状を受け止めてやっていきたいと思います」

スタッフ 「なんでこう今なんだとか…」
香川 「いやそれは思いましたよ。試合終わった後も、決勝目前に怪我しましたし。ブンデスもこれからが一番楽しい時期でもあるのに…」

(前出のシグナル・イドゥナ・パルクでのインタビュー)
以前の取材で香川は不安をこぼした。
香川 「やっぱそういういい時っていうのはすごい、明日怪我したらどうしよっかなとか、変な悪いことを考えちゃったりするんで(笑)。怪我は本当に自分の人生を狂わすと思ってるんで…」

(ホテルの取材に戻って)
スタッフ 「じゃあ人生狂ったのか?」
香川 「んー……(悩む様子)。サッカーの神様はいると思うんで。これは与えられた試練だと思うし。まぁよく言いますけど、乗り越えられる人にしか与えられない壁だと思うし。そうやって自分を励まして、頑張りたいと思います」
(アジアカップカタール戦、香川真司無念の帰国)
このあとはアジアカップの激闘と重圧、その先に待ち受けた試練…。
(CMへ)


2011年1月3日 日本代表合宿
(堺ナショナルトレーニングセンター)
1月3日、香川は短いオフを経て7日から始まるアジアカップの日本代表合宿に参加していた。
W杯出場の夢はかなわなかったが、ドイツでの活躍が認められ、日本代表の攻撃陣を担う中心選手になった。
新生ザックジャパン初の公式戦、アジアカップ。
アジアのトップを走る日本にとって最多となる5度目の優勝は義務でもあった。
世界を知るイタリア人指揮官はエースナンバーである10番を香川に託した。

(日本代表練習後インタビュー)
香川 「日本代表の10番っていうのはすごい誇りになる番号だと思うんで。責任を持ってプレーしないといけないですし、結果を求められると思う。点の取れる10番っていうのを目指していきたいですし、メッシとかもそうだと思うんで。まずはアジアカップで何か勝ち取って、それをブンデスでつなげられるように。勢いを持って2011年に入れるように。色んなタイトルが獲れるチャンスがあるんで。本当に充実した1年になるように頑張りたいと思います」

(堺NTC内で餅つきをする香川さん。そして餅を食べる香川さん。きな粉味です。)
代表で結果を残すことがドルトムントでの定位置を不動のものにする。
優勝を誓った背番号10。
見据える先に明るい未来が待っているはずだったが……。


(スポーツニッポン 「香川ホロ苦『10』デビュー」という記事)
予選リーグでノーゴール。
10番への重圧かと新聞は騒ぎ立てた。

名波 「日本のサッカーの中で10番をつけれる人間っていうのは、もう限られていると思うんですけど。それをまだ20歳すぎてそこそこの人間(香川選手)が付けるというのは、見えないプレッシャーもあるでしょうし、多大な責任感というのものしかかってくると思うんで。非常に自分自身がつけたいとは言っているものの、自分で立場を追い込んだなという感じはしますけどね。まぁただ自分の与えられたポジションで、与えられた仕事以上のものを出したいなという気はあったでしょうし。初戦より2戦目、2戦目より3戦目とパフォーマンスも上がっていったと思うんで。彼自身に対してそんなに心配はしていなかったですけどね」


2011年1月23日 アジアカップ準々決勝 VSカタール
しかし苦しい時こそ結果を出すのが10番のプライド。
準々決勝では2つの同点ゴールと1アシストで苦しい試合をものにした。
(アジアカップ準決勝韓国戦)
さらにライバル韓国も撃破。
だがその試合中、香川の足が止まった。

アジア杯準決勝韓国戦翌日 右第5中足骨の骨折が判明
引き続き文字起こしです。
相変わらず需要はわからないですが、とりあえずやると決めたらやる!


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ジグナル・イドゥナ・パルク ロッカールーム
(黒のレザーのジャケットに黒Tシャツ、シルバーの王冠のアクセ姿の香川さん。初めのほうにあったスタジアムでのインタビュー時と同じです)
特別に見せてもらったホームスタジアムのロッカールーム。
香川 「僕は、ここですね」
(指を指して自分の場所へと向かう)
チームの明るい雰囲気が、首位を走るドルトムントを支えているのがわかる。
スタッフ 「シンジって書いてある……」
香川 「勝ったらもう、シャワー浴びるのに30~40分かかりますからね。それくらいみんな音楽鳴らして。そんときにブラジルとかラテン系のやつはもうすごいっすよね」
スタッフ 「ここで踊ってるの?」
香川 「踊ってますね(笑)」
香川 「いや、俺はもうシャワー浴びてパーッと普通に帰ります」
スタッフ 「一緒に踊んないんですか?」
香川 「『シンジ早いぞ!』って言われるんだけど、『疲れた』って言って帰ります」


(ホテルの廊下を歩く香川さん。黄黒のadidasジャージ・黒Tシャツ(↑のと同じ)、シルバーの大きなリングのネックレス)
どんな時も自分で決断し、努力の積み重ねで道を切り開いてきた。
着実に、そして周囲の予想をはるかに上回るスピードで、夢への道を突き進む香川は、自分のプレーをどう思っているのか。
改めて聞いてみた。
スタッフ 「どうぞ奥に」
香川 「はい」

スタッフ 「具体的にはどういうプレーが手応えと?」
香川 「ゴール前に入り込んでいくプレーっていうのは、自分の良さでもあるので。そういうところはすごい…好調の要因というか、生きているのかなと特に。」
好調の要因:ゴール前の仕掛け
香川 「インパクトのあるゴールは、シャルケ戦で取った2ゴールっていうのはいろんな意味でインパクトはあったんですけど。自分の中で綺麗なゴールはハノーファー戦の」
(10年ハノーファー戦のゴールシーン)
香川 「ドリブルから中に切れ込んだシュートは、本当に狙い通りで。シュートを打った瞬間に手ごたえを感じたので、あれは素晴らしいゴールでした。そうですね。(ポイントは)タイミングですね。躱してすぐシュートを打つっていう。キーパーもディフェンスがブラインドになっていて、見えなかったりしたんでそういうところもイメージ通りです」

元日本代表10番名波浩もこのゴールを絶賛する1人だ。
名波 「ステップの細かさと少しのキックモーションで、フェイントとして相手を躱していくそのリズム。あのーメッシもそうですけど、相手の体重移動をうまく利用したり、自分のステップの細かさで相手を切り裂いていくような選手っていうのは、やっぱりなかなか止めづらいですし。ゴールにもしもならなかったとしても、それが脅威になりますし、その辺は素晴らしいと思いますね」
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